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吉田党首「今こそ活憲運動」

カテゴリー:憲法 投稿日:2016-11-25

富山護憲大会 「憲法・沖縄・派兵」課題に全力

活憲運動

譲れない命の尊厳!人権・戦争・沖縄――をスローガンに、「憲法理念の実現をめざす第53回大会」(第53回護憲大会)が12日から14日までの3日間、富山市で開かれた(主催・同実行委員会)。参加者は総会や分科会などへの参加を通じて憲法改悪阻止や沖縄反基地闘争連帯、戦争法の具体化としての南スーダンPKO(国連平和維持活動)派兵反対などの課題について議論と交流を繰り広げた。

富山県実行委の佐幸明実行委員長(県教組委員長)は「駆け付け警護」などの新任務を帯びた自衛隊PKO派遣について、教育労働者の立場から「自己犠牲という正義感をあおって若者をそんな任務に就かせてはいけない」と訴えた。

富山護憲大会

連帯あいさつには政党から社民・吉田忠智党首、民進・近藤昭一副代表が立った。吉田党首は憲法問題について「現実の政治、国民生活の現状は大きく憲法理念とかけ離れていると言わざるを得ない」とした上で、「いま大事なことは現実の政治や国民生活の現状をより憲法に近づけていくこと。憲法の理念や条文を活(い)かすことがいま求められている。『活憲運動』を一大国民運動にしようと訴えている。それが憲法改悪阻止につながると確信している」とあらためて強調した。

(社会新報2016年11月23日号より)