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ジェンダー平等と現場主義を-初めてのオンラインで社民党全国代表者会議-

カテゴリー:党務 社会新報 投稿日:2021-03-01

(社会新報2021年3月3日号1面より)

社民党は2月21日、初めてオンラインで全国代表者会議を開き、44都道府県連の代表委員68人が参加した。
ジェンダー平等の政党を目指すことなどの活動方針「10の目標」と得票率2%・4議席を目指す衆院選闘争方針を満場一致で採択した。また、補充人事では大椿ゆうこさんが副党首に、コラムニストの伊是名夏子さんと平和運動家の山城博治さんが新たな常任幹事に就任した(2面に質疑答弁、3面に新役員の横顔と「10の目標」など)。

党全国代表者会議であいさつした福島みずほ党首はクオータ制(女性の積極登用)とジェンダー平等(男女平等)の推進、そして「答えは現場にある」という闘いの現場主義に徹する姿勢を強調し、「チーム社民党として力を合わせていこう」と呼びかけた。
一昨年に立憲民主党から合流の呼びかけがあり、昨年末の臨時党大会でそれぞれが離党か残留かの選択に至った。党首はその経緯を振り返り、「党員のみなさんの熱い思いと必死の行動がなければ社民党が存続することはできなかった。現在、いくつかの県連でも歯を食いしばって頑張らなければならない闘いが続いている。心から敬意と感謝を申し上げ、全国連合は全力で支援する」と、感謝と連帯の思いを伝えた。
続いて、「コロナ禍の状況で新自由主義の政策が破綻したことが明らかになった。健康で文化的な最低限度の生活、思想および良心の自由、学問の自由、表現の自由、法の下の平等、労働基本権など、憲法が保障する権利が侵害される状況を変え、9条改悪を阻止し、すべての地域で平和的生存権が保障されるようにしていこう」と語り、「だからこそ社民党が必要。今こそ公助の出番、社会民主主義の出番。社民党が大きくなり、連携して政策を社会民主主義に変える必要がある」と訴えた。
また「社民党は協力党員も国会議員も、党首を選ぶのに同じ1票を持っている。党員が主役、みんなのための政党」と述べ、「全国津々浦々に社会党・社民党が闘ってきた労働運動、反原発運動などの闘いの現場がある。社民党が存続する意味はそこにあり、『答えは現場にある。』という党のポスターのスローガンの由来にもなっている。社民党は、問題を自己責任だとして個人に押しつけず、社会で問題を解決していく政党。『弱音をはける社会へ。』のスローガンはまさに社会民主主義だ」と胸を張った。
その上で、「今日の会議が新生社民党を力強くつくっていく大会になることを心からお願いしたい。たくさんの人たちと新たに連携し、ネットワークを強化し、広げていく。今秋までに衆院選、来年7月に参院選がある。そこでなんとしても政党要件である2%以上を必ず獲得し、国会議員を増やして、多様性が保障されすべての人の尊厳が守られる社会を一緒につくっていこう」と呼びかけ、先頭に立つ決意を表明した。

新生社民党が元気よくスタート

服部良一幹事長が、幹事長報告を行ない、昨年の臨時国会以降の国会闘争と主な運動・組織の取り組みを振り返った。
その上で、服部幹事長は、第1号議案の「当面の活動方針―10の目標」(3面に骨子掲載)を提案した。
「10の目標」は、①党全国連合の改革②地方組織の存続と再建③党員・社会新報読者拡大、サポーター制の新設④インターネット対策を強化する⑤ジェンダー平等の政党を目指す⑥若者の「元気」で将来への希望を⑦何をする政党か、重点目標の下、プロジェクトチームを立ち上げる⑧労働者・市民と行動する党へ⑨社会の多様性を反映し代表する党へ⑩さまざまな政治団体・市民団体と積極的に連携していく-から構成。
続いて、今年の衆院選の獲得目標を得票率2%・4議席を目標とする第2号議案「第49回衆院選闘争方針」を提案。第1号・2号議案ともに挙手により満場の賛成で採択された。
また、会議では「私たちは、公的責任で医療資源を集中確保し、国民の命を守り、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を目指す」とする「国民のいのちを守る決議」を採択した。
最後に、福島党首の発声により団結ガンバローを三唱し、閉会した。
なお、議長は、金子豊貴男(神奈川)、大会運営委員長は村山弘行(福岡)の代表委員が務めた。

福島党首
服部幹事長