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政治の役割は非戦

カテゴリー:外交安保 憲法 投稿日:2019-08-23

8・15 千鳥ヶ淵墓苑で吉田議員が誓い
憲法9条をしっかりと守る

吉田ただとも

「政治の最大の役割は絶対に戦争をしないことだ」

社民党を代表して吉田忠智参院議員が「誓いの言葉」の中で、こう強調した。

敗戦から丸74年となった15日、「戦争犠牲者追悼 平和を誓う8・15集会」が東京都千代田区の千鳥ヶ淵戦没者墓苑で開かれ、無名戦役者の遺骨を納めた六角堂の前に300人が参列し、アジア・太平洋で戦争被害を受けた人々との和解と共生を目指して、非戦の誓いを新たにした。

吉田参院議員は、「誓いの言葉」の中で、今夏の参院選を振り返り、「野党共闘によって改憲勢力を3分の2割れに追い込むことができた」と勝利を強調した上で、「しかし、安倍政権は憲法9条を軸にした明文改憲をあきらめてはいない」と危機感を表明。

戦争する国にさせない

吉田議員は、「選挙戦を通して、社民党に『平和憲法だけは守り抜いてほしい』との多くの声が寄せられた。社民党は、憲法の平和主義こそが他国との信頼の礎であり、日本を守る抑止力となってきたことを確信する多くの人々とともに、憲法改悪を断固阻止する」と力強く決意を語った。そして、「8月15日にあたり、戦争犠牲者の思いをしのび、平和の尊さに深く思いを致し、『戦争する国』にさせないために努力し続けることを誓う」としめくくった。

冒頭、主催者を代表して、平和フォーラムの福山真劫共同代表が「誓いの言葉」を述べた。この中で、安倍政治の暴走を「唯一の被爆国でありながら、『核兵器禁止条約』に反対し、批准もしていない。沖縄辺野古には県民あげての反対運動を暴力で押しつぶしながら、米軍の新基地建設を強行している」と厳しく批判した。その上で、「市民運動、労働運動も、日韓・日朝連帯、9条空洞化・条文改悪阻止、沖縄新基地建設阻止、貧困・格差なくせの闘いに取り組もう」と呼びかけた。

立憲民主党の近藤昭一衆院議員が、枝野幸男・立憲民主党代表の談話を代読。阿部知子・立憲フォーラム副代表(衆院議員)、戦争をさせない1000人委員会事務局長の内田雅敏弁護士もそれぞれ誓いの言葉を述べた。

(社会新報2019年8月28日号より)