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1人区での野党共闘柱に戦う

カテゴリー:倫理選挙 投稿日:2019-06-16

吉川元・幹事長■吉川幹事長が日本記者クラブで会見

社民党の吉川元・幹事長は10日、都内の日本記者クラブで記者会見し、夏の参院選を「今の安倍政治を終わらせるための大切なステップ」と位置付け、1人区の野党共闘を柱に戦う構えをアピールした。

安倍政治の弊害について吉川幹事長は、国会の人選チェックを受けない首相の私的諮問機関の「未来投資会議」などに規制緩和に絡む利害関係者や首相に近い人物が入り込み、事実上政府の政策を方向付けてしまうという、透明性や公平性を欠いた政策形成プロセスが横行していることを指摘し、「一部の人に奉仕する政治が大手を振ってばっこしている」と述べた。

老後の生活維持には年金以外に2000万円が必要だとして、公的年金制度の意義を否定し信頼性を損なう金融庁の報告書が出された問題も、「大きな(参院選の)争点になっていく」との認識を示した。

参院選1人区の野党候補一本化協議に臨む党の基本姿勢については、鹿児島で党が擁立する候補者を一本化候補とする展望が厳しくなったことを念頭に、「安倍政権を倒すという大義を最大限尊重すべきだという立場」と述べた。

13日に開かれた野党4党1会派の幹事長・書記局長会談で、党は鹿児島での擁立断念を正式表明。1人区一本化協議は終了した。

(社会新報2019年6月19日号より)