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労組と政治が共に長時間労働是正へ

カテゴリー:労働 投稿日:2019-05-15

連合 第90回メーデー中央大会

連合(神津里季生会長)は4月27日、東京・渋谷区の代々木公園で第90回メーデー中央大会を開き、組合員など3万7000人が参加した。主催者あいさつの中で神津会長は「長時間労働を是正して過労死・過労自殺を根絶し、全ての仲間がいきいきと働くことができる世の中にしていかなければなりません」と訴えた。

大会では4月から「働き方改革」関連法が施行され時間外労働の上限規制などが設けられたことを踏まえて、「誰もが健やかに安心して働き続けられるよう、36協定の順守など真に働く者のための働き方改革を確実に遂行していかなければならない」とするメーデー宣言を採択した。

連合 第90回メーデー中央大会

社民党は4月27日の連合メーデー中央大会前に、会場の代々木公園近くで街頭宣伝を行ない、又市征治党首と朝倉れい子・参院東京選挙区予定候補(全国一般三多摩労組書記長)、党東京都連の自治体議員がマイクを握り訴えた。

又市党首は「133年前の5月1日、シカゴの労働者たちが8時間労働制を血を流して勝ち取った」とメーデーの意義を振り返りながら、「今、政府や財界は悪名高い裁量労働制や高度プロフェッショナル制で労働時間を安い賃金でどんどん伸ばそうと虎視眈々(たんたん)と狙っている」と批判し、8時間労働を守っていく必要性を訴えた。朝倉さんは厚労省が4月から解禁した「ダブルワーク」について「これは長時間労働の是正と逆だ」と厳しく批判した。そして労働法制の改悪を止めるためには「労働組合と政治が力を合わせねばならない」と訴えた。

(社会新報2019年5月15日号より)