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「忖度」発言の真相まだ不明

カテゴリー:国土交通 投稿日:2019-04-12

■又市党首が「追及続ける」 社民党の又市征治党首(会派=立憲民主党・民友会・希望の会)は4日の決算委員会で、昨年来相次いで発覚した政府のデータ改ざんや隠ぺいなどに対して政治家が一切責任をとらないことに象徴される安倍政権の政治姿勢を追及した。

塚田一郎国土交通副大臣(自民)が1日の自民党福岡県知事選集会で、「下関北九州道路」の事業化調査について「国直轄の調査に引き上げた。私が忖度(そんたく)した」と発言した問題で、又市党首は「利益誘導で票を集めようというなら不見識で、あってはならない。ましてや(安倍晋三首相や麻生太郎副総理への)忖度による政策決定があってはならない」と述べ、塚田副大臣は直ちに更迭すべきだと安倍首相に迫った。
首相は「本人も事実と異なる発言と認めている」「すでに本人から撤回し謝罪したところと承知」と述べ、「そのことを肝に命じて職責を果たしていただきたい」と更迭を否定。又市党首は、事実と違うと言うのなら「ウソをついて票を集めるという利益誘導まがいのことをやったことになるのではないか」と首相答弁に疑問を呈した。
副大臣は翌5日、辞任した。これを受け又市党首は「辞任は当然だが、遅すぎるし、もはや辞任で済まされるものではない」として、引き続き問題となった道路整備計画の問題点の追及や忖度発言の真相解明、首相の任命責任をただしていくとするコメントを発表した。
又市党首は、塚田氏が発言は事実に反するとして撤回したものの事実関係は不明であることに関し、「本当に便宜を図ったのなら、政治の私物化の極致であり、行政をゆがめる大問題を暴露したことになる」、「発言が事実でないのなら、有権者をだまして票を得ようとした発言ということになる」と指摘。「事実であっても、ウソであっても政治家として許される発言ではない」と強調した。