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アベノミクスはフェイク

カテゴリー:倫理選挙 憲法 投稿日:2019-02-13

市民連合の新宿街宣で福島副党首

市民連合の新宿街宣で福島副党首

市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)は2日、東京・新宿駅東南口で今年初となる街頭宣伝を行なった。

法政大教授の山口二郎さん(立憲デモクラシーの会)は、昨年の公文書改ざん・隠ぺいから現在の政府統計不正問題に至る流れについて「この一連の事件はまさに一つの問題だ。安倍晋三の下で国が壊されている。公の財産、情報が私物化される、そして安倍さんの都合のいいように情報をねつ造する、作り替える、文章を書き換える。要するに、ウソをつく、ごまかすということがここまで続いている。国の崩壊とも言うべき問題が進行している」と述べ、事態の深刻さを強調。国会で野党が協力して政権を追及するのを市民は後押ししようと呼びかけた。

政党からは社民、立憲、共産、自由の各党代表が発言。社民党からは福島みずほ副党首が登壇し、「賃金は上がったと言ったけれども、実質賃金は下がっている」と強調した。

福島副党首は今回の問題の背景について、麻生財務相が2015年10月の経済諮問会議で毎月勤労統計の調査対象企業の入れ替えに伴い数値に変動が生じる(遡及〈そきゅう〉改訂が必要となる)のを問題視したことを受け、(ひそかにデータ補正が始まった)18年1月からの対象部分入れ替え方式の導入と過去数値の改訂は行なわないことが決定されたことを指摘。

「一体世界のどこの国に実質賃金が上がったか下がったか、総理が言えないというぶざまなことがあるのか」と安倍首相の曖昧な答弁態度を批判し、「アベノミクスが成功したというために統計まで変えさせる。こんな内閣には退陣してもらおうではないか」と語気を強めた。

(社会新報2019年2月20日号より)