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言葉でごまかす「専守防衛」逸脱

カテゴリー:外交安保 投稿日:2018-12-27

■いずも型護衛艦の「空母化」で吉川幹事長

政府が18日に閣議決定した「防衛計画の大綱(防衛大綱)」と「次期中期防衛力整備計画(中期防)」について、社民党の吉川元・幹事長は同日、「米トランプ政権の対日圧力に追従した高額兵器購入の拡大と、『戦争法』に基づき『専守防衛』を逸脱した軍拡計画そのもの」と強く批判する談話を発表した。

海上自衛隊ヘリ搭載型護衛艦「いずも」型の改修(事実上の空母化)について政府が、(F35Bを念頭に)「STOL(短距離離陸・垂直着陸機)を常時搭載しない」「多機能ヘリコプター搭載護衛艦」などと説明し、「改修は専守防衛の範囲内」としていることについて、「言葉遊びで本質的な政策転換を覆い隠すのは安倍政権の常とう手段だ」と指摘。

「精密誘導爆弾などを搭載した対地攻撃機であり、(レーダーで捕捉することが困難な)ステルス性がある戦闘機F35Bが搭載されれば、他国を攻撃し打撃を与える能力を実質的に持つ」とし、「事実上の『攻撃型空母』にほかならない」と断じた。

(社会新報2018年12月26日号より)