沖縄県知事選 玉城デニー候補

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沖縄県知事選 玉城デニー候補

カテゴリー:倫理選挙 地方自治 外交安保 投稿日:2018-09-28

平和で豊かな誇りある沖縄を
辺野古に新基地は造らせない

玉城デニー

沖縄県知事選 玉城デニー候補

第一声 翁長雄志知事の死去に伴い前倒しされた沖縄県知事選が13日、告示された(30日投開票)。「オール沖縄」勢力が擁立し社民、社大、共産各党など県政与党が支援する前衆院議員で無所属新人の玉城(たまき)デニー候補(58)は、50年代米軍統治下の土地強制収用に抵抗する「島ぐるみ闘争」の発祥の地となった伊江島(伊江村)で第一声。「国頼みではなく、ウチナンチュ(沖縄の人)が誇りある豊かさを築き、イデオロギーよりアイデンティティーを大事にしようという翁長知事の遺志をしっかり引き継ぎ、辺野古に新しい基地を造らせないという意思を明確にして選挙戦を堂々と戦っていこう」と呼びかけた。

玉城候補は冒頭、伊江島から選挙戦をスタートしたことについて「母のふるさとである伊江島は私のアイデンティティーの始まった場所」と述べ、「この県知事選でウチナンチュのアイデンティティー、そのちむぐくる(心、思い)を奮い立たせよう」と強調。

生活保障の課題について、「3人に1人が貧困状態」とされる深刻な子どもの貧困問題に触れて「子どもが貧困でいる環境は社会全体の責任でもある」と述べ、「子育て世代包括支援センター」の全市町村での設置を公約したほか、県条例の制定で非正規労働者の処遇改善などを図るとし、「一人も取り残さない、ちむぐくるの県政」を訴えた。

沖縄経済振興については、翁長県政が掲げた「21世紀沖縄ビジョン」「アジア経済戦略構想」の具体化で「沖縄が日本経済のフロントランナーとして最前線に立つ」と述べ、発展するアジアの活力を取り込んだ平和・自立・共生の「新時代沖縄」の実現をアピール。

基地問題では、沖縄の置かれた現状を訴える自治体外交を積極的に展開し、問題の解決を図るとした。

(社会新報2018年9月19日号より)