「高プロ」導入ストップ

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「高プロ」導入ストップ

カテゴリー:労働 投稿日:2018-05-25

■「働き方改革」法案審議入りで労働弁護団が院内集会

「働き方改革」法案審議入りで労働弁護団が院内集会

野党6党が欠席する中、衆院本会議で「働き方改革」一括法案が審議入りした4月27日、日本労働弁護団は衆院議員会館で「働かせ放題の『高プロ』導入を阻止する院内集会」を開き、約180人が参加した。

主催者あいさつで労働弁護団幹事長の棗一郎さんは高度プロフェッショナル制度(高プロ)について、「働き方改革でも何でもない。労働時間規制を完全撤廃する法律であり労基法の破壊だ」「しかも対象労働者には労働時間に関する何の権限も裁量もない」と強調した。

会場からは13年に過労死(労災認定)したNHK記者の佐戸未和さんの母親の佐戸恵美子さんが発言。「麻生、安倍、働く者の命と涙と汗を知らない世襲議員によって今日審議入りした」「せめて(勤務間)インターバル規制があったなら娘は死なずに済んだ」「どうぞ心を一つにしてこれ以上若者の死者を出さないように」との訴えに、会場は静まりかえった。

政党からは社民、立憲、民進(当時)、共産の各党議員があいさつ。社民党からは福島みずほ副党首がマイクを握り、高プロでは「(1日)24時間(1ヵ月)24日間働かせても違法ではない」との質問に対して加藤勝信厚生労働相は「その通り」と答弁したと報告。「こんな働き方、こんな労働者を絶対につくってはいけない」と強く訴えた。

(社会新報2018年5月16日号より)