「ポスト安倍政治」の政策を議論するとき

TOPICS

「ポスト安倍政治」の政策を議論するとき

カテゴリー:お知らせ 社会保障・税 投稿日:2018-05-11

格差・貧困テーマに「市民連合」がシンポ

市民連合がシンポジウム

格差・貧困問題に焦点を当てた「あたりまえの社会を考えるシンポジウム」が4月20日、都内で開かれ、約1000人が参加した。山口二郎さん(法政大教授)の主催者あいさつに続き、本田由紀さん(東大教授・司会)、前川喜平さん(前文部科学省事務次官)、赤石千衣子さん(NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)、雨宮処凛さん(作家・活動家)、山崎一洋さん(下野新聞真岡総局長)によるパネルディスカッションが行なわれた。主催は市民連合(安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合)。

山口さんは、不祥事が相次ぐ政治状況に触れて「安倍政権はいつまでもつのかということに政治の世界の関心が移ってきているという様子もうかがわれる」と発言。その上で「政治の底も抜けているけれども、社会の底も抜けている状況」と述べ、「社会をどう再構築していくのか」という観点から「ポスト安倍政治」を展望した政策論議を進める時期が来たと指摘した。

本田さんも「政治の底が抜けているだけではない。その前提として、この社会の底が抜けている」とし、現政権の罪はスキャンダルの頻発だけではなく、偽りの対策や逆行策を含め「この壊れている社会」への無為無策にあると指弾した。

(社会新報2018年5月9日号より)