高プロ導入も撤回を

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高プロ導入も撤回を

カテゴリー:労働 投稿日:2018-04-13

■参院厚労委で福島みずほ副党首 参院会派・希望の会の福島みずほ議員(社民党副党首)は3月27日の厚生労働委員会で、収入など一定の要件を満たす労働者を労働時間規制の対象から除外する「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)について「(年間104日以上かつ4週4日以上の休日などの要件を満たせば)24時間24日働かせても違法ではないか」とズバリ追及。これに対し加藤勝信厚労相は「業務命令なら認められない」としつつ、「健康管理時間」(事業場内にいた時間と事業場外で労働した時間の合計)が一定以上の労働者に対する医師の面接指導を義務付けたなどとするのみで、違法かどうかは明言せず。

納得しない福島議員がさらにただすと、加藤厚労相は「あくまでも本人が自分の判断で働いたということであればおっしゃる通り」とようやく認めた。

その上で厚労相は、従事する職務の範囲の明確化や本人同意などが必要だと強調。だが福島議員は「裁量労働制だって書面で限定しているというが過労死がいっぱい出ている」と指摘し、「働き方改革」一括法案からの裁量労働制拡大削除に続き、高プロ導入も撤回すべきだと迫った。厚労相は「多様な働き方の実現というコンセプトにおいて(高プロも時間外労働上限規制も)一つのパッケージ」などとし、譲らなかった。

(社会新報2018年4月11日号より)