「顔を上げて、前を向こう」

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「顔を上げて、前を向こう」

カテゴリー:外交安保 投稿日:2017-12-21

沖縄反基地弾圧裁判支援集会で山城博治さん

山城博治

「政府は正しいのか。それを止めようとする私たち(沖縄)県民の行為は、糾弾されるべき、獄につながれるようなことなのか。本来、誰が問われるべきなのか。誰が原告、被告なのか問いたい。正義は私たち県民の側にあるはずだ」

沖縄の辺野古・高江の新米軍基地建設反対闘争で逮捕・起訴され、昨年10月来5ヵ月にわたって長期勾留されるという弾圧を受けた沖縄平和運動センター議長の山城博治さんの裁判で、検察側は今年12月4日、懲役2年6ヵ月を求刑した。この裁判を応援しようと12日、参院議員会館で「山城裁判を知ろう!」と題した集会が開かれた。山城さんは詰めかけた約290人の参加者に対し、激しく動く沖縄の現状と県民の思いを熱く語った。主催は「市民と議員の実行委員会」、沖縄の基地問題に取り組む首都圏の8つの市民団体が後援した。

威力業務妨害の罪などに問われた山城さんを被告とする裁判は、一審判決が来年3月14日に予定されている。検察側の論告求刑の内容について山城さんは、被告らの行為は主義主張を違法な手段で実現しようとするもので法治国家として容認できるものではない、被告は罪の自覚も反省もなく再犯の可能性が高く、その証言は信用できない、一方で検察側証人の証言は信用できるとするものだとして、「お前たちの話は全く信用できない。(沖縄)防衛局職員の言っていることは正しい。よってお前たちを厳罰に処すという話」と述べ、「これは安倍政権が沖縄に向かう姿勢そのままの丸写し」と指摘。「この裁判は、私一人にではなく、沖縄県民の決意、沖縄の大衆運動に向けられた政府の刃であり、安倍内閣の弾圧そのもの」と強く訴えた。

(社会新報2017年12月20日号より)