らしくない? 「社民フェス」盛況

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らしくない? 「社民フェス」盛況

カテゴリー:お知らせ プレスリリース 党務 投稿日:2017-11-17

「社民ユース」は11、12の両日、都内で合宿交流会を行なうとともに、11日夜には初の試みとして「社民フェス」を開いた。「フェス」には合宿交流参加者に、飛び込みの若者らを加え、約70人が集まった。

社民フェス

トークセッションには吉田忠智党首、福島みずほ副党首に加え、辛淑玉さん(人材育成コンサルタント)、中野晃一さん(上智大教授)、小原隆治さん(早稲田大教授)、本間信和さん(筑波大院生、元SEALDs=自由と民主主義のための学生緊急行動=メンバー)が参加。「社民党の好きなところ・嫌いなところ」「総選挙結果をどう見るか」「これからの政治と社民党」などをテーマに、時折ドリンクとフード、DJがプレイする音楽を楽しみながら、また会場からの意見も交えつつ、縦横無尽に語り合った。司会を中江美和小平市議、榊原登志子調布市議が務めた。

「これからの政治、社会民主主義、社民党をどうしていくのか、ぜひ皆さんから積極的に意見をいただきたい」「選挙が終わってホットなところで、このようなフェスができるのがニュー社民党」(吉田党首)、「新自由主義と決別して社民主義を実現する政策を楽しく、オシャレに、素敵に、確実にやっていこう」(福島副党首)  との呼びかけで、トークはスタート。

党との接点について「気がついたら隣の社会党、社民党の人たちと動いていた」と語った辛さんは、党の欠点について「オヤジくさい。女が生き生きしてない。マイノリティー(少数派)が生き生きと発言してない」と辛口のコメント。

また、総選挙について「今回の選挙の絵の中に社民党はいなかった」「求められていることをちゃんとできなかった」と厳しく指摘。「生活の中で本当に声を上げている人とつながっていない。空中戦をやっている」と述べ、「政治ごっこ」をするのではなく、「20年後どうするか」を本気で考えた活動が求められているとした。

党への思いとしてフリップボードに「初恋」と記した中野さんは、党の現状について「国政選挙でここまで弱まったのは本当にくやしい」と話し、自己脱皮するために市民社会と向き合う努力を一番早くからやってきた政党なのに「そこがうまくいったところと、まだまだというところが混在している。そこがいとおしくもあり、情けなくもあり、頑張ってほしいというところ」と率直に指摘した。 社会民主主義の意義に関しても中野さんはコメント。「社会と民主というのが並んでいることの意味を考えてほしい」と問いかけ、「公正・平等な社会を民主的なプロセスで実現する」という発想の大切さを再確認することを提起した。

熱烈な吉田党首ファンであることを隠さなかった小原さんだったが、「もっと若い人出てきて」とアピール。

地方自治総研理事も務める立場から、希望は「若手」にあるのと同時に「地方」にあり、「戦争ができる国づくり」が進むという厳しい状況下ではあるが、地方自治は危険な動きに対する抵抗線、拠点となり得ると訴えた。

本間さんは「きちんとした理念で、これはすべき、これはしてはいけないと言う政治勢力が必要」と発言。格差と分断の問題に正面から取り組むのと同時に、地方の声をきちんと受け止めることを要望するとした。

社民フェス

トークに耳を傾けていた吉田党首は締めくくりの感想として「議論だけで行動がなくてはだめ。これまでの延長線上では済まない状況に社民党は来ている」と述べ、党をめぐる議論がより活性化し、新たな行動を促すことへの期待感を示した。

会場の参加者からは、今回のフェスや若者の政治参加について、「社民党らしくない。だからいい。毎年やりたい」「初めて投票できる衆院選で、ちょっと迷ったけれど社民党に入れた」「社民党議員が1人いると(自治体)議会が変わる」などの声が寄せられ、2019年統一自治体選の意義も浮かび上がった。

(社会新報2017年11月22日号より)