吉田党首 第一声

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吉田党首 第一声

カテゴリー:倫理選挙 憲法 投稿日:2017-10-25

9条の命運かかった総選挙、憲法守り活かす社民党こそ。

大分2区・吉川はじめ候補と

「アベ政治」継続の是非を問う衆院総選挙が10日、公示された(22日投開票)。社民党は小選挙区(比例重複)で19人(前職2人、元職1人、新人16人)、比例単独で2人(新人2人)の計21人を公認で擁立し、小選挙区で12人(前職5人、新人7人)を推薦。安倍政権の打倒と改憲勢力の3分の2割れに全力を挙げている。

社民党の吉田忠智党首は、大分2区の吉川(よしかわ)はじめ候補(51)=前職(2期)、党政審会長=の応援のため訪れた大分県臼杵市で第一声。吉川候補の3選で「この地から社民党再建・再生ののろしを上げていきたい」と訴えた。

吉田党首は「立憲主義を踏みにじり憲法をないがしろにしている。そして憲法9条まで変えようとしている」と安倍政権を批判。「憲法9条を変えさせない民意をしっかり広げていく。9条改憲を阻止し9条を活(い)かす戦いをしていく。これが今回の選挙の争点だ」と力を込めて訴えた。

「自衛隊の明記」を盛り込んだ自民党の改憲公約について、吉田党首は「憲法9条に自衛隊を書き込むことは、一昨年の憲法違反の戦争法、安保関連法にお墨付きを与えることになる。日本の自衛隊が世界中でアメリカ軍と一緒に武力行使することにつながる」と強く警鐘を打ち鳴らした。

吉川候補は、地元が7、9月に当地を襲った豪雨、台風災害からの復旧途上にあること、総選挙の実施には600億円超の費用がかかるとされていることに触れ「そんなおカネがあるのであれば、被災地にもっと支援を行なわないのか」と憤慨。さらに、自民党の改憲4項目の1つが(災害などの)「緊急事態対応」であることについて「だったらなぜいま解散なのか。言っていることとやっていることが違う。あまりにもご都合主義だ」と安倍首相の政治姿勢を糾弾した。

加えて吉川候補は「今回与党に3分の2を与えれば緊急事態条項、さらに9条にも手をつけられてしまう」と危機感を表明。世界中でいま戦争に苦しむ人々からすれば「この9条こそ希望であり一筋の光」と述べ、「この憲法9条に手をつけさせるわけにはいかない」とあらためて強調した。

(社会新報2017年10月18日号より)