JR30年間の「構造矛盾」の解決を

TOPICS

JR30年間の「構造矛盾」の解決を

カテゴリー:労働 投稿日:2017-08-09

■国労第86回定期大会

国労第86回定期大会

国労(国鉄労働組合、約9300人)は7月27、28の両日、千葉市で第86回定期大会を開いた(前号一部既報)。最重要課題と位置付ける組織拡大と国労運動の次世代への継承、国鉄分割・民営化、JR発足30年目にして露呈する「構造矛盾」の解決と持続可能な地域公共交通づくりに向けた取り組み強化、「安倍政権打倒・憲法改悪阻止・平和と民主主義を守る」(採択された特別決議の名称より)闘いなどを柱とする2017年度運動方針案を満場一致で可決、決定した。また最終日に役員改選を行ない、菊池忠志新委員長(元書記長)らを選出した。

新役員あいさつで菊池委員長は、組織拡大について「ここで立ち止まっているわけにはいかない」として、「全組合員が組織拡大に向けて一歩前に踏み出せる態勢を早急につくることが大切」と決意を述べるとともに、「あきらめず、しつこく、仲間にこだわる中から、仲間の変化と成果をお互いが感じ合える取り組みを是非やり切っていただきたい」と組合員に要請した。

JR30年間の構造矛盾について運動方針は、昨年11月にJR北海道が事実上の赤字ローカル線切り捨て宣言を行なったことを受け、北海道の問題は「JR全体の問題」と捉え、昨年10月に設置した「JR30年検証委員会」で検討を進め、これを踏まえた要請行動などを強化するとしている。

(社会新報2017年8月16日号より)