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加計学園問題 首相、答弁の食い違いを露呈

カテゴリー:内閣法務 投稿日:2017-08-03

■関係者の証人喚問避けられない

加計学園問題 首相、答弁の食い違いを露呈

7月24、25の両日、衆参の予算委員会で行なわれた閉会中審査で安倍首相は、加計学園による国家戦略特区(愛媛県今治市)での獣医学部新設計画について、首相が議長を務める特区諮問会議で同学園が事業者として認定される1月20日まで「承知していなかった」と答弁し、その関連で、社民党の福島みずほ副党首が6月16日の参院予算委で首相と交わしたやり取りがクローズアップされた。以下、該当部分を掲載する。

 福島議員 では総理、加計学園(理事長)の加計孝太郎さんが今治市に獣医学部を造りたいというのは、いつから知っていたか。

 安倍首相 (福田政権下の07年11月)当時は国家戦略特区ではなくて構造改革特区であったわけだが、そこで申請されたということについては私は承知していたところだが、その後に当然、私は議長を務めているから、国家戦略特区に申請をすれば私の知り得るところになるということだ。

 ところが首相は閉会中審査で以前の答弁を修正。構造改革特区申請については単に「知り得る立場にあった」ということであって、「実際は全く認識していなかった」、今治市による国家戦略特区の提案は2年前から知っていたが、加計学園の学部新設計画は知らなかったとし、審議は紛糾した。

愛媛県と今治市による国家戦略特区での学部新設提案は15年6月のこと。昨年9月下旬には特区諮問会議で正式に議論が始まり、11月には新設を認める方針が決まり、今年1月に加計学園が事業者として決定されており、首相の答弁はあまりに不自然だ。

閉会中審査に参考人として出席した関係者らの証人喚問および臨時国会の早期召集による真相究明がいよいよ避けられない状況だ。

(社会新報2017年8月2日号より)