フレキシブルバッグの使用規制を

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フレキシブルバッグの使用規制を

カテゴリー:労働 国土交通 総務 投稿日:2017-06-09

■液体輸送交通事故で吉川政審会長が求める

社民党の吉川衆院議員は5月30日の総務委員会で、輸入した液体を港から陸上輸送する際に使われているポリエチレン製の「フレキシブルバッグ」の安全性について質問。2014年8月に急ブレーキによる圧力でバッグが破損し、引火の危険性のある米油が路上に漏れて起きた交通事故を取り上げ、「壊れる、裂ける可能性のあるフレキシブルバッグではなく、タンクローリーを原則とした方が安全輸送のため適切」と主張した。フレキシブルバッグ使用禁止は港湾関係労組がかねてから要求している。

吉川議員が、事故原因を調査した交通事故総合分析センター事故調査委員会ではバッグの強度を調べたのかと質問したのに対し、国土交通省の早川浩大臣官房審議官は「強度などについてはバッグ自体の規格なども定められていないところであり、委員会の方で調査を行なっていない」と答弁した。

これを受け吉川議員が「何らかの安全基準がなければ同様の事故が起こるのではないか」とただすと、早川審議官は、輸送する液体を所管する省庁がそれぞれ容器について規定を設けているとして「国交省においては輸送容器に関する安全基準を設けていない」と答えた。吉川議員は、省庁横断的対策の検討を要求。高市早苗総務省は、国交省が行なう液体漏えい事例の検討を踏まえた関係省庁連携による検討に(所管する)消防庁も参加するとした。

(社会新報2017年6月7日号より)