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文言削っても内容は同じ

カテゴリー:社会保障・税 投稿日:2017-05-12

■精神保健福祉法改正案で福島副党首が追及

福島みずほ 都道府県に対して全ての措置入院者について「退院後支援計画」の作成を義務付けることを柱とする精神保健福祉法改正案の審議が4月25日の参院厚生労働委員会で再開された(参院先議)。

政府が法案概要資料の改正趣旨から「二度と(やまゆり園事件と)同様の事件が発生しないよう法整備を行なう」との文言を削除したことに端を発した審議の空転は、同20日の塩崎恭久厚労相の陳謝で収拾。審議再開となった同25日の委員会で、会派「希望の会(自由・社民)」の福島みずほ議員(社民党副党首)は「端的に聞く。厚労省は再発防止を捨てるのか、捨てないのか」と迫った。同省の堀江裕・障害保健福祉部長は「結果として再発防止に資するものとなり、犯罪防止を目的とした法案との誤解を招かないようにする観点から概要資料の修正を行なった」と答弁した。

福島議員は納得せず、「取ればいいというものではない。他のことは変わっていないのだから、この法案は取り下げなければならない」と述べ、事件の容疑者には刑事責任能力があったこと、措置入院と犯罪との因果関係はないことが明らかになっているにもかかわらず、退院した措置入院患者だけを対象とする法案をこのまま認めるわけにはいかないと強調した。

(社会新報2017年5月10日号より)