「公私」の使い分けは都合よすぎる

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「公私」の使い分けは都合よすぎる

カテゴリー:内閣法務 文部科学 投稿日:2017-04-14

森友学園疑惑 福島みずほ副党首が追及

福島みずほ

参院会派「希望の会(自由・社民)」の福島みずほ議員(社民党副党首)は3日の決算委員会で、安倍首相夫人の昭恵氏および首相夫人付政府職員の行動における公私の区別の都合のよい使い分けを追及した。

福島議員は、「森友学園」の籠池理事長(当時)からの要望への首相夫人付職員のファクス回答が公開されたことを念頭に「内閣総理大臣夫人付がどのように陳情を裁いてきたか」とただし、メモなど全ての対応記録を公開するよう要求。

土生(はぶ)栄二内閣審議官は学園側の要望への対応について「職員個人として対応している。いわゆる陳情に対する記録は残っていない」「職務命令に係(かか)る職務として対応したものでないので行政文書ではない」「職員個人に対する照会に対する回答は総理の公務の遂行を補助する活動を支援する職務の範囲外のことなので、仮に何か照会があったとしても公文書として記録を残すような性格のものではない」と、これこそ文字通りの「ゼロ回答」。全く納得できない福島議員は「1通のファクスだけ残っていたのか」と疑問を呈し、「このファクス以外一切ないなんて誰が信じるか」と突き放した。

また福島議員が、昭恵氏の昨夏の参院選応援への夫人付職員の随行について質問したのに対し、土生審議官は「政府としては確認することはできないし、答える立場にない」と答弁。

これに対し福島議員は、職員は官邸の内閣総務官室に常駐しているとして「聞けば1秒で分かる。なぜやらない」「森友学園に随行したことは認めたではないか」と追及。審議官は「総理夫人の用務が私的な行為であっても連絡調整のために同行している場合はある」と答え、事実上随行を認めつつも、確認は拒んだ。

(社会新報2017年4月12日号より)