昭恵氏らの証人喚問要求

TOPICS

昭恵氏らの証人喚問要求

カテゴリー:国土交通 文部科学 財政金融 投稿日:2017-03-31

夫人付職員は指示なしで動けない

福島みずほ■森友学園問題で福島副党首

参院会派「希望の会(自由・社民)」の福島みずほ議員(社民党副党首)は3月24日の予算委員会で、前日の証人喚問で「森友学園」の籠池泰典(康博)理事長が示した、安倍昭恵首相夫人付政府職員から15年11月に籠池理事長に送られたファクスについて「昭恵さんは単なる広告塔や影響力ではなく具体的に動いている。なぜなら(夫人付の)谷さんは勝手に動けない」と指摘し、昭恵氏や(喚問で言及された)松井一郎大阪府知事の喚問を要求した。

ファクスは、同年5月に結ばれた国有地買い受けを前提とする定期借地契約期間の延長要望などに関する財務省国有財産審理室長への照会結果を記したもの。同年後半に学園が立て替え払いした(最初に見つかった)汚染土の撤去費用1・3億円余(後に国が「有益費」として支出)について「平成28年度での予算措置を行なう方向で調整中」としている。福島議員は、16年3月29日に予算案が成立すると4月5日には支出されているとして、安倍晋三首相が連発した「ゼロ回答」に強く疑問を呈した。

安倍首相はファクス内容について「国有財産に関する問い合わせに対する一般的内容」とし、夫人付職員による問い合わせや回答は「私の妻が関与したことに全くならない」と答えた。

さらに福島議員は、籠池氏が稲田朋美防衛相の夫の稲田龍示弁護士に「今回の土地の事柄について相談した」と証言したことについて、国有地売却への関与を否定してきた稲田防衛相のそれまでの答弁との食い違いを追及。防衛相は、16年1月27日に弁護士事務所で行なわれた汚染除去費用立て替えの国からの返還に関する籠池夫妻と近畿財務局、大阪航空局との話し合いに龍示氏が同席したことを認めた上で、その立場は代理人でも顧問でもなく、発言もほとんどしていないとして「その後の話の詳細については記憶も曖昧で詳細は不明」と答えつつも「売却の話ではない」と強調した。しかし、夫人付職員のファクスによれば、この時期には土地貸し付けから売却への転換条件が話題に上っていた可能性は十分にある。

(社会新報2017年4月5日号より)