質問に答えずムキになるばかり

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質問に答えずムキになるばかり

カテゴリー:内閣法務 国土交通 文部科学 投稿日:2017-03-24

家計学園問題 口利き疑惑で福島みずほ副党首の追及に安倍首相

家計学園問題

参院会派「希望の会(自由・社民)」の福島みずほ議員(社民党副党首)は13日の予算委員会で、安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」が国家戦略特区の事業者に認定され愛媛県今治市から市有地無償提供を受け同市に獣医学部を新設する予定となった経緯について、その急転直下の決定ぶりと不自然さを指摘した。

福島議員が、加計学園が獣医学部をつくりたいという希望を持っていたことを知っていたかとただしたのに対し、安倍首相は質問に正面から答えず、「そういうのを印象操作と言う。政府あるいは行政の判断を侮辱する言辞はやめていただきたい」と色をなした。

福島議員は「政策がゆがめられているのではないかという質問だ」と反論。日本獣医師会が10年、「特区に名を借りた地域おこしや特定の法人による大学ビジネス拡大の手段と化すようなことがあってはならない」との声明を出したこと、16年11月9日に首相が議長を務める特区諮問会議で獣医学部新設の方針決定、今年1月4日に規制緩和の文科相告示改正、同日から11日までわずか8日間の公募、そして1月20日に設置決定というめまぐるしい動きに触れ、見解をただした。

首相は「何か政治的な力が加わったごとくの質問の仕方」「安倍政権のイメージを落とそう、安倍晋三をおとしめようというので答弁(正しくは質問)するのはやめた方がいい」などと混ぜっ返し、攻撃的な姿勢だけが際立った。

8.2億円のごみ撤去費は幻
森友学園問題で福島副党首が国交相を追及

社民党の福島みずほ参院議員は10日の予算委で、森友学園の格安土地購入の根拠となった「深さ9・9㍍までごみ」「混入率47・1%」の曖昧さを指摘。

福島議員は、国による15年の1・3億円の除去費用負担につながった学園によるボーリング調査について、3㍍以下はごみは出ていないのではないかとただした。これに対し国土交通省の佐藤善信航空局長は、国が10年に実施した「地下構造物調査」とは「目的も調査方法も異なるもの」と答弁。

これを受け福島議員は、目的も方法も違う調査に基づき(16年に)新たなごみの混入率を「47・1%」と見積もったのはおかしいと指摘。総面積の60%で混入率を47・1%とし、一方で10年の国による試掘で廃棄物が出た68ヵ所の平均混入率を「20・7%」としているのは計算が合わないと追及した。

佐藤航空局長は「それぞれの地下の深さから土砂を取り出したときにその土砂の中に47・1%廃材等のごみが含まれているということ」と答えるも、福島議員は納得せず。「(撤去費用)8・2億円のごみは幻」と断じた。

(社会新報2017年3月22日号より)