【森友疑惑】安倍夫妻の責任は明確 反動愛国教育後押しも

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【森友疑惑】安倍夫妻の責任は明確 反動愛国教育後押しも

カテゴリー:倫理選挙 文部科学 投稿日:2017-03-22

昭恵氏の講演は公的行為

福島みずほ 学校法人「森友学園」への国有地不当廉価払い下げ疑惑で、参院会派「希望の会(自由・社民)」の福島みずほ議員(社民党副党首)は3日の予算委員会で、同学園の幼稚園の名誉校長を務めていた安倍首相夫人の昭恵氏の同学園への強い関与ぶりなどを追及した。

福島議員は、昭恵氏が15年9月に幼稚園で行なった講演への認識を質問。これに対し野上浩太郎官房副長官は、首相夫人は「公務員としての発令を要するものではなく公人ではない」、講演は「私的な活動と認識」とした上で、講演に随行した公務員は「総理の公務の遂行を補助するための活動」のサポートを行なったとした。これを受け福島議員は「総理の仕事を補助するのは私的行為か公的行為か」とズバリ追及。野上副長官は「総理の公務の遂行を補助するための活動」との答弁を10回繰り返すばかりで、私的か公的かは明言せず。審議は中断を繰り返した。

憲法に反する「教育勅語」

福島みずほ議員が8日の予算委員会で、稲田朋美防衛相が『月刊WiLL』06年10月号の座談会記事で、「教育勅語の素読をしている幼稚園が大阪にある」と賛意を表していることについて「これは塚本幼稚園のことか」とただしたのに対し、稲田防衛相は「塚本幼稚園のことだと推測する」と認めた。

そこで福島議員は「教育勅語の精神を取り戻すべきだという考えは現在も維持しているか」「(「一旦緩急アレハ…皇運を扶翼スヘシ」の部分を含め)全部取り戻すべきだということか」と追及。稲田防衛相は「教育勅語の精神である日本が道義国家を目指すべきであるという核の部分については変えていない」旨の答弁を9回反復するも、核心については明言しなかった。

これを受け福島議員は「教育勅語は(48年6月の衆参)国会決議によってなぜ効力を失ったのか」と質問。防衛相は「教育勅語自体が全く誤っているというのは違うと思う」とようやく本音をのぞかせた。続けて福島議員が、教育勅語が軍国主義教育の支柱となったという認識はないのかとただすと、防衛相は「そういうような一面的な考え方はしていない」と答えた。

(社会新報2017年3月15日号より)