【森友疑惑】安倍夫妻の責任は明確 反動愛国教育後押しも

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【森友疑惑】安倍夫妻の責任は明確 反動愛国教育後押しも

カテゴリー:文部科学 投稿日:2017-03-22

「教育勅語」の誤り認めよ

吉川元 森友学園が「教育勅語」を「全教科の要」と位置付け、同学園が運営する「塚本幼稚園」では朝礼で教育勅語を園児に朗唱させるなどしている問題で、社民党の吉川元・衆院議員(党政審会長)は8日の文部科学委員会で、教育勅語が戦後排除されたのは新憲法に違反しているからであることを再認識すべきだと強調した。

吉川議員がまず、「軍国主義教育のそれこそ要とされたのが教育勅語」と述べ、これは憲法はもちろん現行の教育基本法とも相入れないとして、松野博一文科相の見解をただしたのに対し、松野文科相は「適切な配慮の下で教材として用いること自体は問題がない」と答弁した。

これを受け吉川議員は、政府側がこの間の国会答弁で「普遍的な内容を含んでいる」との認識を示したことについて、勅語が列挙する徳目の最後にある「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」に触れ、「この内容に普遍性があると考えるか」と質問。文科相は「一事をもって適当かどうかは判断できない」と答えた。

吉川議員は納得せず、衆院の教育勅語排除決議(48年6月19日)が「(最高法規である憲法に反する一切の法律などは効力を有しないと定めた)憲法98条の本旨に従い、排除の措置を完了すべき」としていることに注意を促し「憲法違反の行為が行なわれていることについては憲法尊重擁護義務がある大臣として見解をきちんと出さなければいけないのではないか」と迫った。文科相は「所轄庁である都道府県がその内容について判断をすべき」と繰り返し、内容上の評価を避けた。

(社会新報2017年3月15日号より)