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山城博治さんの釈放を

カテゴリー:内閣法務 外交安保 投稿日:2017-01-27

沖縄新基地建設反対で不当逮捕
共謀罪や緊急事態条項の先取りか

福島みずほ

350人と野党各党の国会議員参加

昨年10月17日の不当逮捕以来長期勾留されている沖縄の辺野古・高江の新基地建設反対運動のリーダーで沖縄平和運動センター議長の山城博治さんらの接見禁止措置即時解除と釈放を求める集会が1月12日、参院議員会館で開かれ、約350人が詰めかけた。主催は、鎌田慧さん(ルポライター)、澤地久枝さん(作家)、佐高信さん(評論家)、落合恵子さん(作家)、小山内美江子さん(脚本家)の5人を呼びかけ人とする「山城博治さんらを救え!」キャンペーン。

政党からは社民、民進、共産の各党国会議員があいさつ。社民党の福島みずほ副党首は、昨年12月20日に(弁護士として)山城さんに接見した際の報告として、現在山城さんは15年に患った大病に起因する白血球数の低下により血が止まらなくなるおそれがあるためかみそりでヒゲがそれない状況だとして、山城さんの健康状態を強く憂慮。また(弁護士を除く)接見禁止について「市民が励まし合うことを妨げ意図的に隔離している」と厳しく批判した。

さらに、山城さんの3度目の逮捕と追起訴の被疑・公訴事実が威力業務妨害罪であることについて、同罪は共謀罪の対象の1つだと指摘し、共謀罪法案反対の姿勢を表明。「高江で起きていることは(自民党改憲案の)緊急事態条項や共謀罪の先取り」と述べた。

フォーラム平和・人権・環境共同代表の藤本泰成さんは「山城博治は私たち平和フォーラム傘下の沖縄平和運動センター議長として沖縄の平和運動、辺野古・高江の闘いをけん引してきた。だからこそ権力は山城博治を不当に逮捕し長期勾留している」と弾圧の狙いを明快に述べた上で、「高江・辺野古は日本の民主主義を守るための闘いの最前線。そのことをしっかり胸に刻んで、私は、山城博治を早く辺野古に立たせたい」と熱を込めて訴えた。

(社会新報2017年1月25日号より)