TPP批准なぜ今なのか疑問

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TPP批准なぜ今なのか疑問

カテゴリー:社会保障・税 経済産業 農林水産 投稿日:2016-11-18

■「日曜討論」で吉川元・副幹事長

吉川はじめ

与野党8党の幹事長級が6日、NHK番組「日曜討論」に出演し、TPP(環太平洋経済連携協定)などについて議論した。社民党から吉川元・副幹事長が出席した。

吉川副幹事長は「TPP(交渉)参加国のうちここまで批准に前のめりに突き進んでいるのは日本だけ。なぜこんなに急ぐ必要があるのか疑問に感じる」と強調。輸入米が公表落札価格よりも安く取引されていた「SBS(売買同時入札)米」問題への政府の対応についても触れ、「農水省が『(国産米価に)影響なかった』と結論づけるための調査であって、なぜそう言えるのか全く明らかになっていない」と指摘した。

また、いわゆる「年金カット法案」について吉川副幹事長は、物価と賃金両方下がった場合はより下げ幅の大きい方に合わせるという新しい年金額決定ルールに触れて「より減らす方に基準を合わせている」と述べ、最低保障年金制度がなく低年金問題が深刻な日本において、新ルールのもたらす否定的な影響は重大だと主張。「そもそも社会保障制度をしっかり守る、充実させるといって消費増税をやった。その約束が守られなくなっているのは大きな問題」と述べ、「税と社会保障の一体改革」の約束事は崩れているとした。

(社会新報2016年11月16日号より)