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福島の痛みを忘れない 世界の各被害者と連帯

カテゴリー:3.11・災害・復興 脱原発 投稿日:2016-04-09

3・26脱原発集会に3万5000人

原発のない未来へ!3・26全国大集会

「原発のない未来へ!3・26全国大集会」が3月26日、東京・代々木公園で開かれ、約3万5000人が参加した。30年前のチェルノブイリ原発事故でふるさとを失ったベラルーシのジャンナ・フィロメンコさんらの訴えを聞き、福島や全世界の核被害者、再稼働と闘う各原発立地地元と手を結び、原発ゼロを目指すことを誓い合った後、3コースに分かれてデモ行進を行なった。主催は、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会、首都圏反原発連合、反原発運動全国連絡会の4団体。

集会でフィロメンコさんは「私たちはバラバラに移住させられ、親族や友人との関係が断たれてしまった。そういう危険は世界中の原発で起こり得る」と警告した
伊方原発3号機の7月再稼働が計画される中、原水禁愛媛の中村嘉孝さん(社民党松山市議)は「避難計画は絵に描いたモチで、全ての住民の命を守ることができるのかはなはだ疑問」とし、「このような無責任、でたらめな再稼働を許してはならない」と訴えた。

政府が「原発事故時の対応は国の責任」だとして再稼働を進めていることについて、原子力発電に反対する福井県民会議の宮下正一さん(県平和センター事務局長)は「政府は責任を持つと言うが命は返してくれない。健康もふるさとも家族との絆も返してくれない」と指摘した。

さらに宮下さんは、高浜原発3、4号機運転差し止めを仮処分決定した大津地裁の山本善彦裁判長と2人の裁判官を孤立させてはいけないと訴え、感謝と激励はがき運動への協力を呼びかけた。

(社会新報2016年4月6日号)