広がる混乱、延期しかない カード申請は強制できない

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広がる混乱、延期しかない カード申請は強制できない

カテゴリー:内閣法務 総務 投稿日:2015-12-23

「共通番号いらないネット」などが集会

共通番号いらないネット

「共通番号いらないネット」など3団体でつくる実行委員会は12日、東京・連合会館で「マイナンバー制度の廃止を求める12・12集会」を開き、約280人が参加した。個人番号通知の配達が11月中に完了しなかったことなどを見れば「来年1月から制度の運用を開始することには大きな無理がある」として、①来年1月の共通番号制度運用開始を延期すること②個人番号カードの所持を強制するような施策を行なわないこと③共通番号記入が求められる申告・申請書類に番号の記入がなくても受理し、不利益を与えないことを周知徹底すること④さらなる利用拡大の法制化ではなく、廃止を含め抜本的見直しを行なうこと――などを政府に求める決議を採択した。

開会あいさつで同ネット代表世話人の白石孝さんは、①政府は全く準備ができていないのに当初の予定通り見切り発車しようとしている②政府は国会や国民にきちんと情報提供せず、一方的にカード取得申請に誘導している③反対運動の力量が小さく人々に声が届いていないため、個人が孤立してしまう状況が生まれている――と指摘した。

(社会新報2015年12月23日号より)