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憲法コラム

第82回(6月20日):吉田ただとも 議員

96条改憲反対のうねりを更に広げよう

吉田忠智

 6月18日、労働組合や諸団体の主催による「壊憲NO!96条改憲反対1000人集会」に社民党を代表して出席し、あいさつをさせていただきました。政党としては、他に民主党、公明党、共産党、新社会党の代表も出席しており、誠にタイムリーな集会であったと思っています。

 第2次安倍晋三政権発足後しばらく、安倍首相は改憲などの主張を控え「安全運転」するとしていました。ところが3月末、日本維新の会・橋本代表が「自民、みんなとともに、参議院でも改憲発議に必要な3分の2をめざす」と言明すると、いっきに「暴走」し始めたのです。安倍首相は4月9日の衆議院予算委員会で、「まずは96条を改正することで、新しい憲法をつくることが可能になる」と述べ、メディアは「改憲・96条が参院選の争点に」と報じました。しかし、国会の中に「立憲フォーラム」などの第96条等の改憲に反対する議員連盟が設立されたり、改憲派の学者やリベラルな自民党議員経験者、公明党からも第96条先行改憲に異論が続出する中で、安倍首相自身のトーンも下がってきました。しかし、油断はなりません。昨年末の衆議院選挙では経済再生・大胆な金融緩和を掲げ、巧みな争点隠しをされ、本来争点になるはずの脱原発や消費税、TPPなどが争点になりませんでした。また、来る参議院選挙でも争点隠しをされ、改憲派の議員に3分の2以上の議席を与えれば、第96条改憲が発議できることになります。

 今こそ、参議院選挙と連動した大衆運動の盛り上がりが求められています。

(2013年6月20日 社民党政審会長 吉田ただとも)


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