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憲法コラム

第80回(6月18日):福島みずほ 議員

何が秘密なのかも秘密

福島みずほ

 新聞労連(日本新聞労働組合連合)の「号外」をみて、驚いた。『サンデー毎日』でも採り上げられている。「秘密保全法違反容疑」で「取材記者初の逮捕」となっているからだ。

 ご存じ今、まだ秘密保全法案は、閣議決定をしていない。成立もしていない。しかし、安倍内閣は、秋に、秘密保全法案を提出すると言っている。この秘密保全法案が成立したらどうなるかというのが、この新聞労連の号外なのである。うまくできている。

 秘密保全法案は、国の安全、外交、公共の安全と秩序の維持の三分野で国が「特別秘密」を指定。これを漏らしたり、漏らすよう求めた人に懲役10年の罰則を科す。処罰対象は「特別秘密」を扱う公務員だけでなく、研究者、業者、一般市民にも及ぶ。何が秘密なのか。それも秘密である。国の情報が外に全くでなくなってしまう。表現の自由を公益及び公の秩序で制限できるとする自民党改憲草案と地続きの民主主義を破壊するものである。

(2013年6月18日 社民党党首 福島みずほ)


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