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憲法コラム

第78回(6月15日):山内徳信 議員

平和憲法は空気(酸素)そのもの

山内徳信

 平和憲法の有難さを知らない人々が、いろいろ難癖をつけ、憲法を改正しようと言う。

 憲法は平たく言えば、空気(酸素)みたいなものである。空気は地球上に無尽蔵にある。

 日頃、窒息して死ぬこともないので「空気よ、ありがとう」と言う人は一人もいない。

 私が空気の有難さを知ったのは、沖縄戦が間近に迫った1944年10月10日だった。米軍の大空襲が沖縄を襲った時、防空壕の入口近くに爆弾が投下され、12人の若い人が壕の中で窒息して死んだ。

 平和憲法は空気(酸素)みたいなものだ。憲法を失ってしまえば、国民は窒息し自滅への道を歩むことになる。

 安倍政権は憲法体制を崩壊させ、国民生活を不幸な道へ追い込む政治体制を目指している。

 国民にとって、平和を守ることは命がけの闘いだ。ブッシュ大統領が開戦したイラク戦争で、米国・英国・オランダなど、戦争に参加して多くの人命を失った。自衛隊員も強制派遣されたが、一人の死者も出さずに終わった。それは憲法9条が存在したおかげである。

(2013年6月15日 社民党参議院議員 山内徳信)


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