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憲法コラム

第77回(6月14日):吉川はじめ 議員

予算委員会で論戦してはいかが?

吉川元
(写真は、交通政策の基本理念を定める交通基本法案を衆院に共同提出したときの模様です。写真一番右が吉川議員です)

 6月12日付の毎日新聞で田中均・元外務省アジア大洋州局長のインタビューが掲載されました。その内容はいたって普通で、安倍総理が示してきた認識、たとえば村山談話、河野談話の見直しへの言及、侵略の定義は定まっていない云々の安倍総理の発言を受け、諸外国では日本の右傾化が進んでいるという認識が広がっていると語られています。

 総理の発言は事実であり、また、東アジアの国々はもちろん、米国でも議会調査局が「強固なナショナリスト」と指摘しています。その意味では、田中均氏の指摘は事実を述べたまでです。

 この記事に反応したのが当の安倍総理ご自身。田中氏の指摘は誤り、あるいは事実誤認だというのならその主張にも一理ありますが、フェイスブックで11年前の田中氏とのやり取りを取り上げ「判断ミス」とし、そのうえで外交を語る資格はないと断じています。どう見ても田中氏の記事への反論にはなっていません。

 安倍政権の外交について、批判にこたえるなら、野党が求めている衆参での予算委員会で論戦してはいかがですか。

(2013年6月14日 社民党政審会長代理 吉川はじめ)


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