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憲法コラム

第75回(6月13日):吉田ただとも 議員

9条がなくなれば日本らしさもなくなる

吉田ただとも

 ペシャワール会現地代表中村哲氏は、1984年からパキスタン北部のペシャワルで医療活動に従事。隣接するアフガニスタンにも活動領域を広げ、2002年からは農村復活事業「緑の大地計画」に取り組み、7年かけて全長25.5kmの農業用水路を完成させ、農地を蘇らせてきました。

 中村代表は、「干ばつ克服のため協力していくという時に、人間同士が内輪もめをしてはいけない。対立は仕方なくとも、平和的手段で克服し、協力して人間全体がいかに生き延びていくかという道を探るべきです。戦争はゲームではない。平和を追求していくためには、まず日本自身が平和的になることです。だからこそ、戦力・交戦権の否認と戦争放棄を定めた憲法第9条は大切で、9条がなくなれば日本らしさもなくなる」と述べています。

 武装勢力が出没する危険な地域で体を張って国際貢献活動している中村代表の言葉を重く噛み締める必要があるのではないでしょうか。

(2013年6月13日 社民党政審会長 吉田ただとも)


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