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憲法コラム

第72回(6月8日):山内徳信 議員

神の国は滅び新しい憲法が生れた

山内徳信

 戦前の日本の天皇は神として崇められた。徹底した天皇中心の皇民化教育だった。日本は神の国であり、神の国のやっている戦争(アジア・太平洋戦争)は聖戦であると学校教育の中で教えたものだった。私たち小学校生は、その教えを信じて疑わなかった。

 攻めて来る敵の軍艦は神風が吹き転覆するので、恐れるに足らぬと教わった。

 アメリカとイギリスのことを「鬼畜米英」と罵(ののし)り、アメリカ兵は山羊の目をしていて、視力が日本人より弱いので、攻めてきたら竹ヤリで左胸を刺せと教えた。

 一事が万事この調子だった。これが天皇中心の皇民化教育だった。「大和魂(やまとだましい)」を徹底的に叩き込み、侵略戦争を推し進めた。

 合理的、科学的、民主的精神を否定した日本の戦前の姿だ。その結果、日本は滅亡した。

 安倍首相よ、天皇を元首にし、自衛隊を国防軍に格上げし、戦争の出来る国づくりとは再び日本を滅亡させ、国民を不幸にする道だ。憲法改悪をやめよ、国民の声だ。

(2013年6月8日 社民党参議院議員 山内徳信)


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