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憲法コラム

第68回(6月4日:福島みずほ 議員

憲法は、六法全書のなかに閉じこめられているように感じている人も多いかも知れない。

福島みずほ

 憲法は、六法全書のなかに閉じこめられているように感じている人も多いかも知れない。しかし、権利が侵害されたり、変えたいと思ったときに、憲法の権利はとてつもなく大きい。政府に対して、「戦争をするな」と縛り、政府が、イラク戦争などで武力行使ができなかったのも「憲法九条の力」だ。被災地で、「被災地にこそ、日本国憲法を。生存権、幸福追求権の行使を」という声を聞いた。

 弁護士として、両親が結婚届を出さないで生まれてきた子どもである婚外子の戸籍や住民票の続柄欄の記載差別を撤廃するよう求める裁判を担当した。根拠は、憲法14条の法の下の平等やプライバシー権だった。相続分の差別是正も民法は憲法違反だとして、法の下の平等を争った。憲法をもとに法律が争われるのである。政教分離の裁判、生存権の裁判、実に多くの違憲を争った裁判がある。憲法の力は大きい。役立つといいたい。

(2013年6月4日 社民党党首 福島みずほ)


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