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憲法コラム

第48回(5月11日):山内徳信 議員

安倍総理は日本のヒトラーになるな

山内徳信

2013年5月8日の参議院予算委員会で私は総理に厳しく迫った。安倍総理は憲法を改悪し、戦前と同じような戦争の出来る国づくりに動いている。安倍総理に「日本のヒトラーと言われかねない。日本にああいうヒトラーが生まれてはいかぬのです」と強く言った。

発言の翌日、この委員会中継をパソコンで見た人から私の事務所に電話がかかってきた。「安倍首相の国防軍(論)をヒトラーというのなら、国防軍のあるほとんどすべての諸外国にヒトラーがいることになる。言い過ぎではないのか?」という電話だった。私は「安倍首相はヒトラーだ」と発言したわけではない。「安倍総理は日本のヒトラーと言われかねない。そういうことが言われてはやはりいかぬと思うわけです。日本にああいうヒトラーが生まれてはいかぬのです」と、戦争体験者としてたしなめたのである。

電話をかけてきた人は「そうかもしれないが、たとえ平和のためであっても軍隊や武器・装備自体は必要だ」と言うのだ。「現に中国は尖閣諸島を自国の領土だと主張しており、そこへ攻めて来るのは明らか。国防軍も集団的自衛権だって悪くない」と言う。さらに「沖縄については確かに考慮しなければならないが、だからといって沖縄を利用して主張をするのは許されない」とも言った。

かつて、ドイツのワイマール憲法は、世界で民主的な憲法と評価されていた。それをヒトラーは悪用し、総統に就き、独裁政治、暗黒政治をやったのだ。

憲法96条の2/3を1/2に下げて、憲法改悪を企てる安倍総理には、戦争の反省・歴史の教訓を学んで欲しい。私達はあらゆる知恵と戦略を駆使して、今の平和憲法を守りたい。

(2013年5月11日 社民党参議院議員 山内徳信)


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