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憲法コラム

第200回(7月22日):照屋寛徳 議員

国家暴力に抗う沖縄、民意圧殺の政府

照屋寛徳

(写真)防衛局長に抗議の申入れ(7月20日)

 今朝は(22日)なにやら胸騒ぎがして、いつもより早く起床した。

 東京滞在中は、洗顔、ヒゲ剃り、シャワーを浴び、直ちに地元2紙の電子版を読むのが日課となっている。

 案の定、沖縄タイムス電子号外記事を読み、朝からワジワジーしている。怒り心頭だ。

 タイムス電子号外は、東村高江の米軍ヘリバッド建設工事再開で、沖縄防衛局が県警や全国から派遣された機動隊員数百人(800人ともいわれる)を動員して、22日早朝に工事に着手した。と報じている。

 昨日(21日)は、1,600人の県民が結集して、防衛局による工事再開強行に抗議する集会をおこなったところである。

 20日には、去る参議院選挙で初当選したイハ洋一さんを含め、沖縄県選出6人の衆参野党国会議員で、中嶋浩一郎防衛局長に強く抗議し、ヘリパッド建設の中止を求めたばかりだ。

 世界に誇る生物多様性に富み、貴重な動植物が存在するヤンバルの森を破壊し、米軍ヘリパッドを建設するのは許せない。しかも、すでに完成したヘリパッド2カ所を使用して、欠陥機オスプレイが飛行訓練を強行している。

 100人余の高江周辺住民は、オスプレイの低周波騒音や昼夜を分かたぬ爆音に晒され、睡眠障害、健康障害を訴え、隣村に子どもを連れて疎開している者もおるとのこと。

 東村高江における米軍ヘリパッド建設に反対する住民らの非暴力抵抗闘争は、10年を超え、この間政府による様々な弾圧・暴力行使に抗って、自然と平和を守る闘いを続けている。

 沖縄では、去る参議院選挙においても、オール沖縄のイハ洋一さんが自公候補に10万票以上の大差で勝利した。ウチナーの「怒れる民意」は、辺野古新基地建設反対、東村高江のヘリパッド建設反対である。政府が国家権力を総動員し、民意を圧殺し、ヤンバルの森とウチナーの平和を破壊せんと躍起になっても、ウチナーンチュは負けずに勝つまで闘い続けるだろう。

(2016年7月22日 社民党衆議院議員 照屋寛徳)

 

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