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憲法コラム

第18回(4月6日):山内徳信 議員

4.28「主権回復の日」式典は権力者の驕りだ

山内徳信

 私は1952年4月28日、「あの日」のことをよく覚えている。一口で言えば大きな衝撃だった。大きな落胆と悲しさ、悔しさを感じた。

 沖縄は切り捨てられたと言う怒りを覚えている。平和憲法下から放置された人々の人権や人間の尊厳がいかに悲惨であったか、安倍晋三には想像力は働かないのだろう。

 権力者安倍総理は今、政府主催の4.28「主権回復の日」式典を強引にやるという。

 式典に沖縄側だけでなく、本土の多くの心ある人々からも疑問視されている。

 「主権回復の日」と言うならば、北方四島(歯舞、色丹、国後、択捉)は未だ返還は実現していないのだ。果すべき責任を果さずして、式典を計画することは内閣全体の失策であり、責任問題である。

 4.28に結ばれた日米安保条約(日米地位協定)からの健全な独立国家を目指すべきである。驕る平家は久しからず。安倍総理よ、驕ることなかれ。

 

*写真は沖縄戦上陸地点読谷村にある「さとうきび畑」の歌碑。68年前の4月1日米軍は読谷から上陸し、今頃、沖縄は地獄の日々を迎えていました。

(2013年4月6日 社民党 参議院議員 山内徳信)


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