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憲法コラム

第14回(4月2日):福島みずほ 議員

「憲法は、国民が国を縛るものである。」

福島みずほ

 憲法は、国民が国を縛るものである。政府は、表現の自由を侵害するな、法の下の平等を実現しろと。しかし、自民党の憲法改正草案は、国が国民を縛るものである。たくさんの義務や責任を課している。国民は、「公益及び公の秩序」に従う義務がある。しかし、公益とは何か。公の秩序とは何か。あまりに広すぎる概念である。

  そして、基本的人権は、「公益及び公の秩序」で制限できる。これでは、法律を作っていくらでも基本的人権を制限できる。戦前の大日本国憲法も権利規定を持っていたが、法律によっていくらでも制限できるとされていたため、治安維持法、国家総動員法など多くの法律ができて、最後は、権利はほとんど保障されなくなった。

  国民を縛るものから、国が国民を縛るものへ。表現の自由も、結社の自由も、信教の自由も、思想及び良心の自由も侵害される。自民党の改憲を許してはならない。

(2013年4月2日 社民党 党首 福島みずほ)


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