HOME特集>憲法コラム>11.吉川元

特集

憲法コラム

第11回(3月29日):吉川元 議員

八重とリンカーンと憲法前文

吉川はじめ

 大河ドラマ「八重の桜」をご覧になっている方もたくさんいらっしゃることでしょう。その第1話の冒頭、アメリカ南北戦争の情景とともにエイブラハム・リンカーンのゲティスバーグでの演説シーンが登場します。その中には、かの有名な、“government of the people, by the people, for the people”(人民の人民による人民のための政治)もありました。

 「民主主義とは何かを一言で表現せよ」――学生時代に授業で出された課題、先生から、リンカーンのこの言葉が、民主主義の本質を表す最も明瞭で最も簡素な定義だと知らされました。そして、憲法前文の「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」も、リンカーンのこの言葉に由来すると聞き、教室から感嘆の声がもれたことを思い出します。

 前回のコラムでもふれた97条の精神は、前文にもあらわれています。

(2013年3月29日 衆議院議員 吉川はじめ)


HOME特集>憲法コラム>11.吉川元