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憲法コラム

第4回(3月21日):吉田ただとも 議員

子や孫を戦場に送るな

吉田ただとも

政策審議会 会長 吉田忠智

 安倍総理は国会答弁で、憲法96条の改定をまず行いたいとの意向を繰り返し述べています。憲法96条改定とは、憲法改定案の発議要件である衆議院及び参議院のそれぞれの3分の2以上を過半数に変えようとするものです。また、集団的自衛権の行使についても、国家安全保障基本法(仮称)を制定し、解釈によって認められるようにしようとしています。いきなり憲法9条を変えることには、国民の抵抗感が強いので、96条改定及び解釈改憲という地ならしを行った後に本丸の9条改定を行い、自衛隊を国防軍に改組し、米軍とともに海外でも軍事行動が行えるようにするものです。

 韓国は米国からの求めに応じ、ベトナム戦争に述べ32万5千人が派兵し、死者約5千人、負傷者約1万人、枯れ葉剤被害者約2万人という多大の犠牲を払いました。小泉政権時に憲法違反のアフガニスタンへの自衛隊派遣が強行されましたが、集団的自衛権が行使されていたら、犠牲者が出ていたことは明らかです。

 子や孫を戦場に送らないために、憲法9条は何としても守り抜かなければなりません。

(2013年3月21日 参議院議員 吉田 忠智)


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