トピックスfrom社会新報

「命や健康」のために税金使う

鳥越俊太郎 都知事選候補 熱く訴え

鳥越俊太郎

(写真)渋谷駅前で支持をアピールする石川大我豊島区議(右から3人目)と保坂展人世田谷区長(その右隣)ら。

東京都知事選(31日投票)の無所属新人、鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)候補(76)=社民、民進、共産、生活の野党4党など推薦=の個人演説会と「鳥越俊太郎を応援する市民センター」(代表世話人=上原公子、内田雅敏、木村結の3氏)の発足集会が18日、都内の教育会館で開かれ、約800人が詰めかけた。

鳥越俊太郎鳥越候補は、昨年夏に全国に瞬く間に広まった、俳人の金子兜太さんがしたためた「アベ政治を許さない」のメッセージボードを掲げる抗議行動が、この日の集会にも駆けつけた澤地久枝さん(作家)と鳥越さんとの電話をきっかけに始まったことを明かした上で、「参院選では残念ながら(改憲派の)与党勢力などに3分の2を取られてしまったが、しかし、その直後に行なわれた都知事選ではちゃんと旗を取り返したぞということを、東京都民にお届けしたいのはもちろん、違う道はあるのだ、なぜなら東京は新たな知事を選んだということを全国の皆さんにお知らせしたい」と述べ、都知事選に勝つことの意義を鮮明に提起。

また、都政の課題について鳥越候補は「人の命や健康というものにちゃんとおカネを使わないでどうする。道路や橋よりもっと大切なものがある」と述べ、税金の使い道の見直しに意欲を示すと同時に、「まず最初にやりたいのは東京非核都市宣言をしたい。世界中にメッセージを届ける。これが私たちの望む町の姿だと思う」と訴えた。

集会では、菅直人元首相ら鳥越候補を推薦する社民、民進、共産、生活の各党代表が応援演説し、東京・生活者ネットワーク、新社会党、緑の党の代表が紹介された。社民党からは党都連合の佐藤有恒副幹事長(北区議)が登壇。老人医療費無料化や保育所増設をはじめとする「憲法の具体化」としての福祉政策や公害防止条例の制定など、3期続いた美濃部革進都政の成果に触れて「日本全体の政治のレベルを上げていった」と振り返った上で、「若い人たちはこの躍動感を体験していない。これを今度の鳥越選挙で体験しようではないか」と呼びかけた。

鳥越候補はこれに先立ち、JR渋谷駅頭で街頭演説を行ない、猛暑の中、いつになく多くの都民が候補者の訴えに熱心に耳を傾けた。40年来の友人だという歌手の森進一さんが応援に駆けつけたほか、社民党の石川大我豊島区議、保坂世田谷区長らもマイクを握った。

(社会新報2016年7月27日号より)

都知事選の勝利へ 野党と市民が一丸

鳥越候補 「総がかり」 集会で訴え

鳥越俊太郎

戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会は19日、議員会館前を中心に7月の「19日行動」の集会を開いた。開会と同時に土砂降りの雨がたたきつける悪天候の中、約4500人が参加した。

集会には社民、民進、共産、生活の野党4党が推薦する東京都知事選の鳥越俊太郎候補が駆けつけ、「東京が変わらないと日本も変わらない、だから東京から日本を変える、これはいろいろな方が言ってきたけれども、誰も実現していない。私は本気で東京を変えることを考え、今回都知事選に出ることにした」と、あらためて決意を訴えた。

鳥越候補は「働きながら子どもを育てられる東京に」「東京から格差をなくす。それを日本全体に広げる」「憲法を守る東京だというメッセージを世界中に発信していく」「非核都市宣言をまずやりたい」など、次々と政策をアピール。演説の締めくくりに「東京を新しい東京に変えよう」と呼びかけると、参加者は「東京都知事はと・り・ご・え!」「みんなの力で鳥越勝利!」のコールで応えた。

政党からは社民・福島みずほ副党首、民進・枝野幸男幹事長、共産・小池晃書記局長があいさつ。福島副党首は「一緒に力を合わせて自民党改憲草案にノーの声を全国津々浦々から大きく発信していこう。自民党改憲草案は憲法ではない。憲法は国家権力を縛るものなのに、国民を縛るものになっている」とあらためて述べ、安倍政権が改憲策動を推し進める中での都知事選であることに注意を促しつつ、「都政を都民に取り戻すことを一緒にやっていこう」と訴えた。

(社会新報2016年7月27日号より)

参院選総括 党の地力をどう強めていくべきか

社会新報 主張

10日投票の参院選の結果は、社民党にとって、2議席以上獲得の目標を達成できず、中でも吉田党首が議席を失うという痛恨の結果となった。党は総括論議をスタートさせた。議論の手順、その積み上げを踏まえることが大事なのは当然だが、これまでのいわば「総括スタイル」を踏襲して終わり、とならないようにしなければならないだろう。

[つづき→参院選総括 党の地力をどう強めていくべきか]

(社会新報2016年7月20日号・主張より)

国家暴力に抗う沖縄、民意圧殺の政府

憲法コラム第200号 (衆議院議員・照屋寛徳)

照屋寛徳

今朝は(22日)なにやら胸騒ぎがして、いつもより早く起床した。

東京滞在中は、洗顔、ヒゲ剃り、シャワーを浴び、直ちに地元2紙の電子版を読むのが日課となっている。

案の定、沖縄タイムス電子号外記事を読み、朝からワジワジーしている。怒り心頭だ。

タイムス電子号外は、東村高江の米軍ヘリバッド建設工事再開で、沖縄防衛局が県警や全国から派遣された機動隊員数百人(800人ともいわれる)を動員して、22日早朝に工事に着手した。と報じている。

(→つづき)

鳥越俊太郎さん勝利は 政治取り戻す突破口

注目の東京都知事選31日投票へ

鳥越俊太郎

政治資金問題で舛添前知事が辞職したことに伴う東京都知事選が14日、告示された(31日投票)。野党統一候補のジャーナリストで無所属新人の鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)候補(76)=社民、民進、共産、生活、ネット推薦=は新宿駅東南口で第一声を上げ、「都政を一部の人のものでなく、みんなに取り戻す。その気持ちを強く思って都知事選に出てみようと決断した」と決意を語った。社民党から党都連合の羽田圭二代表(世田谷区議)らが応援に駆けつけた。

「あなたに都政を取り戻す」とスローガンが書かれた選挙カーと共に鳥越候補が登場すると、「みんなに都政を取り戻す」のメッセージボードを手に候補者を待ち受けていた人々は一斉に歓呼の声を上げた。

鳥越候補はまず、人々の汗と努力の結晶である税金が「ちゃんと使われているか」ということが市民社会において一番大切な問題だという認識が、納める方も使う方も希薄だったのではないかと問いかけ、「その典型的な例が舛添さんの問題」と指摘。「この問題が今回都知事選をやらなければならなくなった出発点。この出発点を皆さん忘れないでください」と訴えた。

その上で、立候補の決断について鳥越候補は「今回はもうアウトサイダーを気取っているだけでいいのか、という気持ちが私の中に芽生えた」と、自らに言い聞かせるように述べた。

都政に関する訴えとして鳥越候補は「住んでよし、働いてよし、環境によし、の『3つのよし』の東京を実現したい」とアピール。さらに、13日に出馬取り止めを表明した宇都宮健児さん(元日弁連会長)のキャッチコピー「“困った”を希望に変える東京へ」を引き継ぐとし、宇都宮さんの決断への敬意を示した。

さらに鳥越候補は、50年以上報道現場にあり続けることでつちかわれた現場感覚を生かすとし、「私がもし都知事になったら、皆さん黙ってないで、こういう問題があるよという声を聞かせてください。私の最大の長所は聞く耳を持っているということ」と訴えた。

(社会新報2016年7月20日号より)

福祉、少子高齢化対策で不安解消

■東京都知事選立候補者の記者会見で鳥越俊太郎さん

13日時点で東京都知事選に立候補の意思を表明していた鳥越俊太郎さん、宇都宮健児さん、増田寛也さん、小池百合子さん(順不同)が同日、都内の日本記者クラブで共同記者会見した。

野党4党が推すジャーナリストの鳥越俊太郎さんは 出馬の決意に関して、舛添前知事、猪瀬元知事と都知事が二代続けて政治とカネの問題で辞職に追い込まれたことに触れて「税金をこんなに軽々しく使うのか、これを何とかしなければというのが、まず都政に関心を持った第一」と発言。その上で、参院選の結果、衆参両院で改憲勢力が3分の2議席を確保したことに言及し、「これはこのまま放っておけない、と自分に問いかけた。そういう自分が(選挙に)出てしっかり旗を立てたいと思った」と述べた。

安倍政権の評価については、選挙で問わないまま選挙後に特定秘密保護法や安保法制の制定を強行し、今度は憲法に手を付けようとしていることを理由に挙げて「安倍政権は戦後最悪の内閣」とバッサリ。続けて「特に私が憂えているのは緊急事態条項。自民党の憲法改正草案の中にちゃんと載っている」と述べ、緊急事態宣言下で内閣が法律と同等の効力を持つ政令を制定できるとしていることについて「これはかつてヒトラーがやったこと。それを日本で果たしてやっていいものか」と指摘した。

(社会新報2016年7月20日号より)

4野党一致で鳥越さん支援

鳥越俊太郎

■幹事長会談で合意 社民、民進、共産、生活の野党4党は12日、幹事長・書記局長会談を開き、都知事選で鳥越俊太郎さんを野党統一候補とすることで一致した。

会談後の記者会見で社民党の又市征治幹事長は「(鳥越さんは)参院選の結果がこういうことになったということに対する危機感も訴えられていたから、全面的に鳥越さんを支えてわれわれも頑張っていきたい」と述べた。

会見には鳥越さんも同席し、出馬の決断について「これでいいのか、都知事選をこのまま見過ごしていいのかと問いかけながら、そういう葛藤の中でようやく出した結論」と述べ、4野党に支援を要請するに至った経緯を説明。「あとは力いっぱいに選挙を戦い抜いて、都民、市民の声に応える」と力強く決意を表明した。

(社会新報2016年7月20日号より)

参院選総括論議スタート 吉田党首辞任の意向表明

先の参院選で議席を失った社民党の吉田忠智党首は、14日の全国連合常任幹事会の冒頭あいさつで「しかるべき時期に辞任表明し、次期党首に引き継ぎたい」と述べ、辞意を表明した。

党常幹は、参院選総括案の策定に向けた作業に入ることを確認し、総括論議をスタートさせた。関連して、21日に党ブロック事務局長・選対委員合同会議、9月9日に全国代表者会議を開催することを決定した。

また当面の国会対応について、発言権確保のため生活(生活の党と山本太郎となかまたち)との統一会派を組む方針を確認した。

(社会新報2016年7月20日号より)

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