声明・談話

2020年4月26日

衆議院静岡4区補欠選挙の結果について(談話)

社会民主党全国連合
幹事長・選対委員長 吉田 忠智

1.本日、望月義夫議員の死去に伴う衆議院静岡4区補欠選挙の投開票が行われた。

社民党は、野党5党派と市民連合が統一候補として擁立した田中けん氏を推薦し、党静岡県連合も地元で野党ならびに市民連合と連携して選挙戦を闘った。田中候補は、無所属として闘い、新型コロナウィルスの感染拡大から党幹部や国会議員の県外からの応援も見送り、運動が制約される中で動画やSNSなどネットも駆使し最後まで追いあげたが、自民党が後継者として全面的に支援した新人の深沢陽一氏に破れた。コロナ問題で投票率が伸び悩んだことも響いた。田中けん候補を支持して頂いた有権者の皆さん、不安や自粛モードの中で選挙運動を担った各政党や市民団体の方々のご奮闘に心から敬意を表する。

2.選挙戦は、新人4名が立候補し、新型コロナウィルスの感染拡大から緊急事態宣言が発令されるなど休業や外出の自粛が要請され、国民の不安が高まる中での闘いとなった。各陣営は、感染予防に配慮して屋内集会さけ、遊説時間は短縮しつつ、有権者と一定の距離をおいた街頭演説やネット戦術、電話での訴えを中心に運動を組み立てるなど異例の選挙となった。田中候補は、「くらしを守る 未来をつくる」をかかげ、「そんたくとごうまんが蔓延している安倍政権に風穴をあける」、「すべての国民に10万円以上の給付を、自粛要請と休業補償はセットで行う」など政府のコロナ対策を批判し、支持を訴えた。また同姓同名の新人が立ったことから「田中けん42才」と年齢で区別化して訴えることを余儀なくされた。ネット戦術では、各党幹部がユーチューブでのリレー応援演説や1人10万円給付を求める動画、SNSライブ配信「タナケンちゃんねる」への出演などで政府のコロナ対策の遅れやぶれ、不備を追及し、選挙後の補正予算案の拡充などを訴えた。しかし、無所属として運動物資が制限され、野党幹部や国会議員が応援に入れなかったことなどで十分な選挙戦が展開できず、望月議員の後継者や県議時代の実績を強調し、安倍政権の一連のコロナ対策をアピールした深沢候補に一歩及ばなかった。

3.今回の衆院補選では、初めて野党5党派ならびに市民連合が候補者を一本化して闘った。社民党は、この貴重な成果をさらに深化させ、安倍・自公政権を追いこみ、次期衆院選で政権交代の道筋を切りひらくため力を尽くしていく。新型コロナウィルス感染症の拡大はおさまらず、国民の生活と雇用、医療、教育、中小、経済活動などが全般的に打撃をうけ、困窮や不安が広がり続けている。国民のいのち、くらし、雇用、健康を守るための諸対策を政府に要望し、早期実現にむけ全力をあげていく。

以上