声明・談話

大会宣言

わたしたち社民党は、2019政治決戦をたたかい抜き、昨年の参議院選挙で、市民と野党の共闘により改憲勢力を3分の2割れに追い込み、国政政党として踏みとどまることができました。しかし冷静に客観的にみて、党を取り巻く環境はなお厳しい危機的状況にあります。

一方、アベ政治の暴走の7年間、行政と政治の私物化が進み、ウソとごまかしの「忖度政治」が横行しています。私たちは、「桜を見る会」の疑惑、カジノ疑獄、検察人事の私物化、新型コロナウイルス肺炎対策などを追及しています。議会制民主主義の根幹を揺るがし、信頼の無い安倍政権には日本のかじとりを任せることは到底できません。景気回復の実感のないまま、消費税増税が追い打ちをかけ、国民生活は深刻になり、雇用破壊、貧困・格差の拡大、地方の疲弊が進む中で、「全世代型社会保障」改革として、いっそうの社会保障の給付削減と負担増の徹底がはかられようとしています。

さらに安倍政権は、防衛予算を8年連続で増やし、沖縄県民の民意を無視し、辺野古新基地建設の強行をつづけ、さらには自衛隊の中東派遣を強行しました。そして安倍首相は、「私自身の手で憲法改正を成し遂げたい」と述べ、明文改憲の実現を狙っています。憲法をないがしろにし、日本が「戦争できる国」へと進むことを断じて阻止しなければなりません。

最大の政治課題は、平和と暮らし、民主主義を壊し続けるアベ政治の暴走を止め、改憲を阻止し、安倍政権を打倒することです。わたしたちは、解散・総選挙が年内にも想定されるこのときに、これまでの活動について総点検し、党の将来を切り開く道筋について、地域や職場での実践を踏まえ大いに議論を交わしました。脱原発をはじめ幅広い分野において全国の社民党が地域で根を張って活動している状況、実践などが報告されました。困難な状況下、職場・地域の日常活動や選挙を通じて、様々な人たちや運動とつながりを作ってきた努力が具体的に提起されました。きたる衆院選では「5議席・得票率3%以上」の獲得をめざし、4月末を目途に候補者の擁立を急ぐことを確認しました。

わたしたちは、今大会で福島みずほ新党首をはじめとする新執行部を選出し、「-改憲阻止! 総選挙勝利- 人といのちが輝く社会を実現しよう!」とのスローガンの実現に向け、全党が統一と団結を固くまもり、市民と野党の共闘を前進させ、一歩も二歩も前に踏み出していく決意を固めあいました。

「平和・自由・平等・共生」という社会民主主義の理念と基本政策、運動と組織をしっかり発展させていくために、労働運動への弾圧を許さず、春闘を全力で闘い、労働運動との連携を強め、すべての活動を総選挙勝利に結びつけ、総力をあげて奮闘していきます。

以上、宣言します。

2020年2月23日
社会民主党第17回定期全国大会