声明・談話

「成人の日」アピール

 本日、成人の日を迎えられたみなさんに、心からお祝いを申し上げます。

 私たち社民党は、新成人のみなさんとともに、憲法の理念を活かし、未来が平和で希望に満ちたものになることを、心から願っています。

 日本国憲法は、1946年に公布されました。アジア太平洋戦争で日本が敗戦した直後のことです。憲法前文や9条が定める「不戦の誓い」は、国際社会、とりわけアジア近隣諸国からも信頼を得るものとなっています。また、憲法25条は、みなさん一人ひとりに、健康で文化的な生活を営む権利を保障しています。

 しかし、みなさんがこれから歩む社会は、どのような社会になるのでしょうか。再び戦争する国でしょうか。ネットやSNSにヘイトスピーチがまん延する社会でしょうか。自己責任を押し付けられる格差社会でしょうか。社民党は、こうした社会ではなく、日本国憲法がうたう「平和で平等な社会」をめざしています。

 若いみなさんが一緒に声を上げれば、社会は変わります。たとえば昨年、高校生や当事者のみなさんが声をあげたことで、大学入学共通テストにおいて、民間英語試験や国語・数学の記述式問題の導入が延期されました。親の経済力や自分の居住地による不平等が生じたり、採点の質の担保や公平性に問題があったりする制度だったからです。こうした不平等や不公平に、若いみなさんが声を上げたからこそ、安倍政権も導入を延期せざるを得なくなりました。社民党は、未来を担うみなさんこそ、政治を動かし社会を変えるけん引役となることを期待しています。

 今変えるべきは、「国民主権、恒久平和主義、基本的人権の尊重」をうたう日本国憲法ではありません。変えるべきは、憲法理念をじゅうりんする安倍政権です。社民党といっしょに、憲法の理念を活かし、新しい社会を作っていきましょう。

 新成人のみなさん、本日は、まことにおめでとうございます。

2020年1月13日

社民党党首 又市征治