声明・談話

2019年11月29日

中曽根康弘元首相の逝去を悼む(コメント)

社会民主党党首
又市 征治

 中曽根康弘元首相の逝去に対して、心から哀悼の意を表します。

 「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根元首相は、大統領型首相をめざし、私的な諮問機関を活用するなど、強力なリーダーシップを発揮しました。新自由主義路線の先取りである臨調・行革路線の推進、規制緩和や国鉄の分割・民営化など三公社の解体の強行、社会保障の切り捨て、公約違反の「売上税」の提案を行いました。

 「日米両国は運命共同体」や「不沈空母」発言、防衛費のGNP比1%枠の撤廃など、日米一体化や軍拡の推進、国家秘密法の提案、靖国神社公式参拝などタカ派を貫きました。一貫して自主憲法制定をめざしてきました。

 私たちは、社会党時代以来、こうした「中曽根政治」と真っ向から対決してきました。立場の違いはありましたが、中曽根氏がわが国の戦後政治に大きな影響を及ぼしたことはまちがいはなく、中曽根氏の逝去に一つの時代の終わりを感じます。謹んでご冥福をお祈りいたします。

以上