平沢勝栄議員の発言に抗議する(コメント)

声明・談話

2019年1月7日

平沢勝栄議員の発言に抗議する(コメント)

社会民主党幹事長 吉川はじめ

 自民党の平沢勝栄衆院議員が1月3日、山梨県での集会で「LGBTばっかりになったら国は潰れる」と発言しました。さらに、「同性婚パートナーシップ証明書」を出している東京の渋谷区や世田谷区に言及し、「先進区だとか自慢しているが、私にはその考え方はよくわからない」と語りました。杉田水脈衆院議員による「LGBTには生産性がない」論文があれほど問題となったというのに、またも自民党から性的マイノリティに対する差別発言が飛び出したことに怒りを覚え、今回の平沢氏の発言に抗議し、発言の撤回・謝罪を求めます。

 LGBTをはじめとする性的マイノリティの皆さんの中には、将来に不安を抱えている人たちも多くいらっしゃいます。職業選択・雇用や公営住宅・高齢者施設への入所などについて、性的指向や性自認を理由とした差別的取り扱いもなくなっていません。その中で、渋谷区や世田谷区などが同性婚パートナーシップ証明書を出す意味は大きいものがあり、平沢氏の発言は的外れです。

 自民党は、2016年の参院選の公約で「社会全体が多様性を受け入れていく環境を目指します」などと、表向きは「LGBTフレンドリー」を装っていますが、「LGBT差別解消法」の実現に消極的であるし、「伝統的家族観」を振りかざし、未婚のひとり親への寡婦控除適用を見送るように、内実は全く違うといわざるをえません。こうした発言を行う平沢氏を「差別問題に関する特命委員会」の委員長に据えている自民党の対応を注視するとともに、社民党はじめ野党5党1会派で提出している「性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案」(LGBT差別解消法案)の審議・成立への自民党の協力を求めます。

以上