四国電力伊方原発3号機の運転差し止め仮処分決定の取り消しに断固抗議する(談話)

声明・談話

2018年9月25日

四国電力伊方原発3号機の運転差し止め仮処分決定の取り消しに断固抗議する(談話)

社会民主党幹事長   吉川はじめ

1.昨年12月13日、四国電力伊方原発3号機について、2018年9月末まで運転の差し止めを命じる仮処分決定を下した広島高等裁判所は本日、運転を差し止める仮処分決定を取り消した。前回の決定は、阿蘇山の破局的噴火の危険性から立地不適としていたが、今回の決定は、四国電力の主張を一方的に受け入れた今回の仮処分決定の取り消しに対し、断固抗議する。多くの住民の不安を全く無視し、いのちを危険にさらす再稼働は断じて容認できない。

2.ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を使い、プルサーマル発電を行う伊方原発は、世界に類を見ないほど危険性が高い。しかも伊方原発は南海トラフの震源域の真上に位置し、5キロ沖合には中央構造線の活断層があり、安全対策もきわめて不十分である。避難の実効性の確保もなされていない。

3.また、伊方原発の対岸に位置する大分県は最も近い場所で伊方原発から50キロ圏内に入り、重大事故が起きた場合は、大分県も深刻な放射能汚染に見舞われる危険性がある。大分県の住民も大分県議会に対し、伊方3号機の稼働に反対する決議を求める約4万人分の署名と請願書を提出している。あわせて運転差し止めの仮処分を大分地裁に申し立てている。そうした動きの行方も注視したい。

4.伊方原発3号機をめぐって、山積している問題は何も変わっていない。社民党は、「伊方原発停止・廃炉」愛媛・大分・山口共闘会議や、「さようなら原発1000万人アクション」をはじめ、再稼働に反対する多くの市民の皆さんとともに、再稼働を許さない闘いの先頭に立つ。

以上