麻生太郎副総理兼財務相の発言について(コメント)

声明・談話

2018年9月6日

麻生太郎副総理兼財務相の発言について(コメント)

社会民主党党首 又市征治

 麻生太郎副総理兼財務相は5日、盛岡市で行われた安倍首相を支援する会合で、「G7の国の中でわれわれは唯一の有色人種であり、アジア人で出ているのは日本だけ」などと述べました。真意はわかりませんが、一体何を言いたいのでしょうか。「アジアで日本が一番えらい」と言いたいように聞こえる、極めて差別的な発言であり、傲慢甚だしいものと言わざるを得ません。

 G7各国は、どの国であれさまざまな人種で構成されています。G7以外の国であっても、単一の人種や民族のためだけの国は事実上存在しません。アメリカも、白人割合は6割、ヒスパニックやアジア系アメリカ人もいます。オバマ前大統領もG7首脳会議に出席しました。そもそも「有色人種」とは、帝国主義の時代から20世紀中頃まで使用された人種分類であり、優生学の思想に基づく差別用語にこりかたまり、人々の多様性を考えない底の浅さが露呈したと言えます。

 失言や暴言、妄言を繰り返す麻生氏だからこそ、森友学園問題などのけじめもつけられないのでしょう。痛烈に批判しておきたいと思います。

以上