サマータイムの導入の検討について(コメント)

声明・談話

2018年8月8日

サマータイムの導入の検討について(コメント)

社会民主党幹事長
吉川はじめ

 安倍晋三首相は7日、2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策に向けて、サマータイム制度の導入の可否を検討するよう自民党に指示しました。サマータイムは、大きな問題があり、かつても国民生活の混乱の中で廃止された経過があります。

 今は、家庭内だけでもパソコンや携帯、電子機器など、あらゆるものが時計によって動いており、時計をいちいち合わせ直す手間はものすごい量です。現代は様々なサービスがコンピュータにより制御されています。信号機や列車ダイヤ始め、様々な分野に影響が出ます。社会的混乱の発生は間違いありません。元号変更のシステム変更に加え、システムエンジニアやIT技術者などに大変な負担や労力をもたらします。システムの大規模トラブルの可能性も高くなります。こうした関係の費用はどうするのかも明らかではありません。

 サマータイム導入による睡眠障害や精神障害など、健康被害も懸念されており、アスリートの体の負担にもなるのではないでしょうか。

 国民に大きな迷惑をかけ、国民の日常生活に影響を生じるサマータイムの導入は本末転倒であり、社民党は基本的に反対の立場です。オリンピックの暑さ対策のためなら、協議の開催時間をさらに早めることや、開催時期自体の変更も検討していくべきです。

以上